延暦寺長寿院不動堂様にご奉納させていただきました。

  

昨年の秋にはじめてのお護摩に参列させていただいて以来、なんどかご参堂させていただいております比叡山飯室谷の長寿院不動堂、藤波源信大阿闍梨様に不動明王をご奉納させていただきました。

この仕事をさせていただいて約30年、最近では漆絵師としても活動おりますが、私が描く漆絵のうち、不動明王様をお求めいただく方が多いのです。まことにありがたいことなのですが、そのことについては漠然としか考えておりませんでしたが、参堂をかさねるうちにご本尊様は不動尊様であられまして、そのゆかりは比叡山第三祖慈覚大師が不動尊を感見せられたことに始まり以来、降魔利生の大法尊であります飯室谷の不動尊はひとたび祈りを捧ぐる者は必ず転禍為福(てんかいふく)の御利益を授けられ、祈願を満足せしめられます。という話もお聞きして感銘を受け、不動明王様への新たな思いが芽生えました。

また、日本ではもっとも過酷な修行の一つといわれる比叡山千日回峰行者満行満行の藤波源信大阿闍梨様は、平成の生き仏として衆生から慕われた酒井雄哉大阿闍梨様の唯一の佛子さんで幽玄境といわれる比叡山飯室谷にてその威厳と信仰を日々守られておられる高僧です。私の住まいからこんなに近いところにこんな素晴らしいところがあり、こんな素晴らしい方がおられるとはまったく知らず、私にはこの長寿院不動堂様こそ、不動尊の聖地であると確信し、今まであまたの不動明王様を制作させていただけたお礼の思いを込め、このたび僭越ながらも制作・奉納させていただきました。

奉納をお受けいただきました比叡山延暦寺長寿院不動堂の藤波源信大阿闍梨様はじめ、ご関係各位の皆様、善縁を賜りありがとうございました。心より御礼申し上げます。

家庭円満・平和の象徴 未(ひつじ)

 

早いもので2026年も残り3か月余りとなりました。今年の前半はあわただしかったのですが、夏以降は少し時間があるかなって思い創作活動に専念する予定でしたが、結局あれよこれよとバタバタの日々でした。

来年こそはみんなの心があったかくなればいいなと、2027の干支である未をアートパネルに思いを込めて創作しました。タイトルはシンプルに 「ひつじ」、桐材を使用しています。漆絵として、蒔絵の技法を使用して、金銀箔・漆で仕上げました。(W15×D3.5㎝×H15cm)

久々というわけではないのですが、やはり創作活動は楽しくて、もう一品作ってみました。

こちらのタイトル「神聖・吉祥」、「ひつじ」と同じように桐材を使用して、漆絵として、蒔絵の技法を使用して、金銀箔・漆、+アクリルで仕上げています。(W18×D4.5㎝×H24cm)

2000年に独立をして本年で26年目、まだまだ納得できる作品にはたどり着けませんが、自分自身が楽しみながら、100%天然由来で日本が世界に誇る漆やその技法で仕事をさせていただく貴さをかみしめながら、THE JAPAN CULTURE 現代アートに代表されるように、ポップで愛おしい作品作りにただひたすらに邁進したいと思います。

大分トキハ百貨店 出展のお知らせ

 

最近は九州地方にご縁をいただき、3月の長崎浜屋さんに引き続き、大分のトキハ百貨店さんの美術催事に出展させていただきます。

滋賀県でも人気のある墨蹟展と併展となりますが、初展示の機会に感謝とまずは名前を覚えていただけるようがんばりたいと思います。

  • 催事:田中清貴 ~漆アートの世界展~
  • 日時:令和8年6月18日(水)→23日(火) 10時~18時30分(最終日は16時)
  • 場所:トキハ百貨店 7階 特設会場

お近くにお越しの際は是非ともご来場ください。